沖縄県 異世界への階段
ヌドクビアブは、カナマラアブから南西方向に1.5km程の森の中にある。深さは22m程、洞口は2ヶ所にある。大きな洞口は幅3m、長さ25mで北東側から階段で降りることができ、もう一つの洞口は、天然橋でくぎられ幅3m、長さ7mの大きな井戸状の縦穴になっている。階段から洞底に降りると、広間になっていて右側はつらら石が発達し、床は、礫と土、腐植土が混ざっており、気根や樹根が垂れて底まで届いている。
「ヌドクビアブ」、宮古地方の方言で「ヌドクビ=喉首」「アブ=洞窟・縦穴」という意味です。
日本軍が見つかり難いという理由で防空壕として利用していた形跡も確認されている。
入口から南西に伸びた洞穴の奥には、戦時中に日本軍が使用していたカマド跡もある。
歴史的にも貴重な宮古島市指定史跡に認定されています。
画像撮影詳細
- カメラ:FUJIFILM X100F
- レンズ:23mm F2.0
- 撮影日時:2022-09-07 12:54:38 +0900
- ISO感度:640
- 露出時間:1/100
- 露光補正値:0
- 絞り:2.0
- 焦点距離:23mm
- ホワイトバランス:Auto